乗り合いバス。なかなか派手な外観だ |
ダカール市内であれば、あちこちにタクシーが走っているので、通りに出ればすぐにタクシーを捕まえることができる。特にわたしのような異邦人は絶好の金づるなので、道をただ歩いているだけでもやたらとタクシーに声をかけられる。
セネガルのタクシーは黄色に黒を組み合わせた外観をしているのですぐにわかる。
セネガルのタクシーは大体このような外観 |
たまにきれいなタクシーも走っているが、ほとんどはぼろタクシーである。それも、日本の感覚では考えられないほどおんぼろのタクシーが平気で走っている。ギャグマンガかコントでしか見たことのないぼろぼろの車が続々と走っているのを見ると、もはや畏敬の念すら覚える。
最近ようやく車を手に入れたのでタクシーに乗ることが少なくなったが、それまでは子どもの送り迎えで毎日少なくとも3往復、計6回はタクシーに乗っていたので、おんぼろタクシーにもすっかり慣れてしまった。
これまで乗ったタクシーたちのおんぼろ例は以下の通りである。
- ドアが開かない、閉まらない
- 窓が開かない、閉まらない
- シートベルトが締まらない、あるいは元々ない
- スピードメーターが動かない
- シートがぼろぼろで中身が出ている
- ヘッドライトがない
- フロントガラスが激しく割れている
- ミラーがない
- タイヤのホイールが斜めになっている
フロントガラスが銃で撃ち抜かれたように割れている。なかなかバイオレントだ |
オリンピッククラブというスポーツ施設の前には、 なぜかいつもぼろタクシーが並んで待っている |
いつドアが外れてもおかしくないようなタクシーに乗り慣れてくると、日本でどんなおんぼろカーに乗っても驚かない自信だけはついてきた。
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